2011年03月22日

設計大島の家見学会開催

地震被害のテレビやラジオを聴いたり見たりすると「自分に出来ることは何だろう、まず節電、とにかく被災地の方に何ができるか考えよう」




現実に戻ると「計画停電でecomo営業できないなぁ、、、、飲食業経営されているお店大変だろうなぁ」



そして情報を得ると「被災地の方のことを考えるとこれからの見学会や相談会も自粛しなきゃ、、、」





また現実に戻ると「サッシの入荷が厳しい、合板や電線や水道配管も数量が少なくなっている、、、、」




毎日ぐるぐる思考が廻ってます、、、、



自分の中で正義感と自分を守る自我が交差しているのが分かります、、、経営者としては失格ですかね。

今日ミワで建てたお施主さんで報道カメラマンの方がいらっしゃいましてメールいただきました
すいません感動したので勝手に載せます

中堀さんへ

地震から宮城県石巻市に取材に行き日曜日に戻りました。

家族には、必ず帰ると手紙を書いて現地へ向かいました。

私が取材をしていた宮城県石巻市では、10万人以上の被災者が学校や病院、

大型のショッピングモールにあふれていました。

津波の被害があった沿岸部では、木造の家屋はすべて壊滅していました、

家の木材や家財が海の泥と混ざり、とてもこの中から人を助けられる状況ではありません。

深深と雪の降る中、消防や自衛隊が遺体の捜索をしていますが、たとえ遺体が見つかっても、

近くの遺体安置所の体育官はもう入りきらない遺体でいっぱいでした。ドライアイスも無いため

せめて腐敗を遅らせるため見つかった場所に毛布をかけている光景がありました。

これはテレビでは伝えられない部分でした。さらに、

瓦礫となった車にホースを入れてガソリンを抜き取っている光景、コンビニのガラスが割られ、

中の商品がすべて無くなっている光景など数々ありました。

遺体安置所の受付付近で、たたずんでいる僕たち世代の女性に声をかけたら、「津波警報が出て子供2人を車に乗せて、カバンをとりに家に戻り、外に出たら目の前で車が津波にのまれ、子供を助けられなかった。必死に車を泳ぎながら追いかけました」どこかで助かってないか、避難所にいないか、まだ所在がつかめず今日この場所に来ました。ぼくは一緒に泣くことしかできませんでした。

人間は無力ですね。

いま、計画停電により、仕事や生活にいろいろと支障がきたしていますが、計画性のある停電に感謝して、なにができるのかを考えるいい時間になればと思っています。

ペレットストーブが避難所ごとに1台あればと少しだけ思いました。


実際に現地に行った人しか分からない言葉だと思います。。。。。。




今月もミワランド設計大島の家見学会も開催予定でしたがまず広告は一切辞めました、、がミワで打ち合わせしている方もお呼びしていたのでこじんまり開催することに決めました。



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Posted by 中堀健一 at 22:58 │自然素材 新築