2011年10月11日

きのくに子供学園

昔は、他人のことや他人の評価ばっかり気にしているときがありました。


他の会社の経営者のブログばっかチェックしたり、他人がこう言っていたよ、と言われるとそのことが頭から離れなかったり、、、


今考えると自分の行動に何か後ろめたさが抜けなくて、何か言われるたびに不安や恐怖のようなものが付きまとっていたのかもしれません。


今は少しは克服されてきたのかなぁ


そん時にいつも心の支えになっていたのが天外伺朗さんの本
今日はメルマガが来たのでご紹介
「教育者の方、お子さんを持つお母さん」必見です!




本日、拙著『「生きる力」の強い子を育てる…
人生を切り拓く「たくましさ」を伸ばすために』
(飛鳥新社)が発売になりました。

 もうずいぶん長い年月、人々は子どもの学力
や学歴が「いい人生」につながると信じて
きました。

 ところが、実社会では学力や学歴はほとんど
役にたちません。

 私は、ソニーに42年間勤務し、おびただしい
数の従業員に接してきましたが、一流大学を
優秀な成績で卒業してきても、勉強ばかりしてきて
遊んでこなかった子は企業では活躍できない、
という例を数限りなく見てきました。

 ただ、過去の日本社会は、たとえ役に立たなくとも
名目だけの肩書きを与えられ、直属の部下もなく、
権限もない状態で定年まで過ごせただけです。

 たしかに、その間何とか給料はもらえ、生活は安定
しますが、それが「いい人生」とはいえません。

 しかも、日本の産業界が下り坂に入ったいま、
そういう人の居場所はどんどんなくなりつつあります。

 つまり、過去の日本社会には確かに存在した
「学力や学歴で人生の安定が保証される」
という仕組みが消えつつあるのです。

 一方、企業で活躍する人は、遊びやクラブ活動を
通じて、知識や学力とはまったく異質の「何か」を
必ず身につけています。

 それは、自らを常に磨く力であり、集団の中に
おける適切で調和的な立ち位置を確保し、人生を
楽しみ、目的を定め、挑戦し、自己実現に向かう
力であり、私はそれらを全部ひっくるめて
「生きる力」と呼ぶことにしました。

 私の定義する「生きる力」は、人類の進化の
途上、爬虫類時代までに発達した「古い脳」の
はたらきに大きく依存する能力だけに限定し、
大脳新皮質だけでほぼ完結しているような
能力は除いています。

 そう定義した「生きる力」は、知識として
与えることができず、教科書も作れず、
ペーパーテストで評価もできません。

 たとえば、「バイタリテイーというのは、
こういう能力ですよ」という知識をいくら与えても
その子のバイタリテイーは一向に向上しないことは
誰にでもわかるでしょう。

 これは「生きる力」のすべての項目に
あてはまります。

 一方、知識や学力中心の従来の学校教育は、
大脳新皮質を鍛えることしかやっておらず、
したがって、学校以外の場所で「生きる力」を
身につけた人だけがいい人生を歩むという
ことになります。

 いまの日本の学校教育は「与える」教育中心
ですが、「引き出す」教育をしっかり実践すれば、
「生きる力」は強化できます。

 「引き出す」教育というのは、内側から
こみ上げてくる衝動が大切にされるので、
自己肯定感が高まり、無意識に光があたり、
「バーストラウマ」のモンスターが
縮小するのです。

 じつは、ジャン・ジャック・ルソー以来
多くの教育者が「引き出す」教育を提唱し、
実績を積んできましたが、不思議なことに
日本の公教育にはほとんど反映されていません。

 逆に不登校児を受け入れているフリースクールの
多くは、「生きる力」が強くなる「引き出す」教育を
実施しており、いままで頑なに心を閉ざしていた
不登校児たちが積極的に行動するようになり、立派に
育っていく例が数多く報告されています。

 これは、いまの日本の公教育がいかに多くの問題を
はらんでいるかを、雄弁に語っています。

 この本を書いてみて、いま私が「天外塾」で経営者に
お伝えしていることと、「生きる力」強化の教育の内容
が、多くの点で一致していることに気付きました。

11月5日には、いまの日本で「生きる力」が強くなる
教育を実施している数少ない例のひとつである
「きのくに子どもの村学園」が、創立20周年を迎え、
私とサッカーの岡田武史前日本代表監督が記念講演をします。



実は私の子供も上記のきのくに子供学園に通っているのでもちろん講演参加してきます!


楽しみだなぁ


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Posted by 中堀健一 at 13:03 │自然素材 新築